漫画を増やす時はかなり慎重になります。『ブラックジャック』(以下BJ)もずいぶん前から高校生男子と中学生女子からリクエストをもらっていました。手塚治虫は宝塚の出身だし、高1の英語の教科書にも載っているし『火の鳥』『リボンの騎士』は図書室にも所蔵あるし、と悩んだ末に11月に購入したのですが、結果は…大・成・功
カウンター横のブックトラックに置いてあるのですが、昼休みともなると男子中学生が一目散にやってきては、ソファに育ち盛りが3人(時には4人も!)座って黙々と読みふけるのです。そんな光景が、1ヵ月以上ずっと続いています。
不思議なことにこのメンバーは絶対、借りて帰ることをしません。「空いた時間に、図書室に来て、ソファで、読む」というのがセットになっているようなのです。高校生や女子中学生には借りて帰る人もいます。でも、男子中学生は必ず、その場で読むのです。その率、現在に至るまで100%……ここまで徹底していると、これは大阪青凌中男子におけるBJ現象といってもよいのでは?と思ってしまいます。
そしてとうとう、私はものすごい場面を目撃しました。中2男子が、宿題の合間にBJに手を伸ばしました。新聞コーナーで、記事探しの宿題を中断し熱心にBJを読んでいます。ほどなくして、ひとりの中3男子がやってきて、ソファでおもむろにBJを読み出しました。するとどうでしょう。中2男子はソファに歩み寄り「こんにちは」とあいさつして、先輩の隣に座って読み出しはじめたのです。なぜ、移動してまでわざわざ隣で読む?しかもなぜ、それが受け入れられる?お互いそれが当たり前のようなのです!
これを読んだみなさんは、不思議に思いませんか?もしかして、驚いている私がおかしいのでしょうか…
BJ現象はまだまだ続きそうです。関心を持たれた方はぜひ、昼休みの図書室にお越しください。