記事一覧

青が散る

【著者名】宮本 輝

大学生になったばかりの主人公の周囲で起こる人間模様を描いた小説。
「一流でも三流でもない」中途半端な立場の主人公が打ち込んだテニスを通じて物語は展開されていく。熱く、せつないラストは圧巻。生徒には必ず薦めている珠玉の一作。 (浅田)

青空のむこう

【著者名】アレックス・シアラー

主人公の男の子が、やり残したことをするために青空のむこうから帰ってきます。一生懸命に頑張る姿に応援したくなります。ラストでのお姉ちゃんとのシーンは涙が止まらなくなるほど感動しました。( 高2 岩城志津佳)

イギリスは愉快だ

【著者名】林 望

ご存じリンボウ先生の随筆。
イギリスには「一人の男と彼の犬」という不可思議なスポーツTV 番組があるという。はたしてその中身は? イギリスの奥深さを知るための必読の一冊。また大学で英文学や国際関係を志す人にもおすすめです。 (福力)

インストール

【著者名】綿矢りさ

学校に行きたくない一人の女の子と、同じマンションに住んでいる男の子が、パソコンで他人になりすましてアルバイトをする話です。押し入れの中で、親に隠れて仕事をしている緊張感や、二人がこのことを通して仲良くなっていくことが伝わってきました。作者は私とあまり年齢が変わらないので、とても読みやすかったです。( 高1 重川沙織)

王妃の離婚

【著者名】佐藤賢一

1498 年フランス。時の王ルイ12 世は王妃ジャンヌに対して離婚裁判をおこした。王の思惑通り、王妃不利に進むかに思われたが、零落した中年弁護士フランソワは裁判の不正に我慢できず、王妃の弁護にたちあがる。著者の直木賞受賞の傑作。(朝子)

海馬~ 脳は疲れない~

【著者名】池谷裕二 糸井重里

脳の研究者とコピーライターの対談。専門家と素人の対談なので楽しくわかりやすく、脳の働きやしくみを知ることができます。さらに、頭をよくするにはどうしたらいいか、ヒントがいっぱい載っています。(小鍛治)

ガンに生かされて

【著者名】飯島夏樹

この本は作者がガンに生かされ、家族とのキズナを深めていくお話です。たとえば、近い存在の人がガンになったとしたらどうしますか。僕なら学校の後でも看病に向かいます。また、何か頼まれたらたぶん何でもするでしょう。この家族がしたことを是非読んで確かめて下さい。 ( 中3 釜口大史)

「共生」に学ぶ

【著者名】山本真紀

生物学で習う「共生」には細胞におけるミトコンドリアなどの話がありますが、ここでは細胞レベルからの共生から生物間での共生までをその範囲としてとりあげています。最後にはヒトについても書いてありますので、是非読んでみてください。 (冨永)

京都語源案内

【著者名】黒田正子

「根回し」という表現は国際的に通用するビジネス用語であるが、その語源は実は京都の庭師が使う「根回り」という表現だったのです。古代より日本の都として栄えた京都の写真を多数掲載し、京都に語源がある言葉を分かりやすく紹介しています。 (安堂)

グラスホッパー

【著者名】伊坂幸太郎

妻を殺した犯人が目の前で「押し屋」に殺される。鈴木は「押し屋」が何者なのかを探るため、その男の後を追う。しかし彼だけではなく、それぞれの思いを持つ元蝉と鯨も「押し屋」を追うという話。この小説は、三人の男たちが交互に主人公となって話が進められていて、一つの出来事を複数の視点から見ることができるのが特徴です。作者の「死んでるみたいに生きたくない。」というメッセージの込められた作品です。 ( 高1 久永拓未)

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