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| 米国スポーツ医学会 −インディアナ大と共同活動− |
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写真:鶴池政明助教授 |
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| 5月30日から6月3日まで米国・コロラド州デンバー市で開かれた第53回米国スポーツ医学会(ACSM)大会に参加した。参加者が4800人に上る大規模な学会で、多くの日本人が参加していた。 今回の目的は、昨年の8月までの1年間にインディアナ大・運動制御実験室で在外研究活動を行う機会を得た時の研究成果 を発表することだった。インディアナ大との共同研究活動では、運動習慣や、加齢による身体のバランス変化がどこで起きているのかを脊髄神経回路のところで調べている。脊髄神経回路には、運動ニューロンという筋肉を収縮させる細胞がある。この細胞からの命令は最終であり、あとは筋肉が収縮するのみとなる。 つまりこの最終命令を出す運動ニューロンの興奮性を研究することは、私たちの神経筋制御の仕組みを探ることになる。例えば、私たちの動きは、慣れていることには滑らかだが、新しい運動を始めた時はどうか。少しロボットのような動きになるかもしれない。スポーツなら動きの習得を「身体で覚えろ」とまで言われるが、身体のどこで覚えさせているのだろうか。 一方で、若い時と違い、年をとると頭で考えながら身体のバランスを保持しようとするかもしれない。私たちのグループでは、こうした身体の運動習慣や、バランスの記憶が脊髄神経回路の可塑(かそ)性に表れるととらえている。その実験方法は、電気刺激で求心性神経から運動ニューロンを興奮させ、次に条件を与えて運動ニューロンの興奮を抑制する。これら変動性を表面 筋電図で観察する。条件による運動ニューロンの抑制の大きさが脊髄神経回路の可塑性に関係していると考えている。 今回は、バランスボードを用いて一定リズムの中で2つの条件を与えた運動ニューロンの抑制の変動性を発表した。 |
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(体育学部助教授・鶴池政明) |
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