大石 学生剣道日本一!!
 −高宮死闘50分−
写真:優勝した大石選手(剣道時代提供)
 剣道の学生日本一を決める第54回全日本学生選手権大会が7月2日、日本武道館で行われ、大石憲之3段(体育4年)が学生剣士日本一になった。大体大からの全日本優勝者は石田利也さん(大阪府警)以来23年ぶり2人目の快挙。隻腕の剣士として初の全国大会に出場した高宮敏光3段(同4年)は3回戦で50分近くの延長戦をものにしてベスト32に入った。
 大石は関西予選で勝見3段(同大)に惜敗してベスト8にとどまった。そして全日本ではその勝見と決勝で対戦。勝見は準決勝から足を痛め、引きずりながらの決勝戦となったが、大石は素早い動きで主導権を握り、鮮やかな飛び込み面 と引き小手を決め、予選での雪辱を果たした。大石は「(勝見に予選で負けたことで)リベンジしたいという気持ちで頑張れた。日頃の練習で注意されている手元を上げないということを意識して自分の剣道が出来た。秋の団体戦もこの調子で優勝したい」と今大会を振り返り、団体戦への意気込みを語った。
 神崎浩監督は「昨年に比べ、4月からのスタートがうまく切れた。関西予選もあと一歩のところでつまずきはあったが、内容はそこそこ評価出来た」と総括した。大石については「優勝というより内容や質が大事になる。その点は評価できるし、課題に対する意識も見てとれた」と話した。「勢いづいている。選手層も厚くなった。夏にもう一頑張りし経験を蓄積させ、次につなげることが大事」と今後への期待をのぞかせた。
(高石靖子)